年表用語説明

日本会議

「日本を守る会」は昭和49年、「日本を守る国民会議」は昭和56年にそれぞれ設立され、元号法制化運動や御在位奉祝運動、歴史教科書編纂事業、新憲法制定の提唱等、協力し合いながら運動を展開し、着実な成果を収めてきた。この両会の理念・活動成果を継承しつつ、組織の強化を図る為、平成7年から発展的な統合が検討され、調整が進められてきた。かくして平成9年5月30日、新しい国民運動組織として「日本会議」(会長塚本幸一ワコール会長)が設立されるに至った。代表委員に外山勝志宮司が、理事長に田中安比呂権宮司が就任。以後、歴代の代表委員に宮司、理事長に権宮司(崇敬会担当)が就任している。その基本運動方針は、「国民統合の中心である皇室を尊び、国民同胞感を涵養する」「わが国本来の国柄に基づく『新憲法』の制定を推進する」「独立国家の主権と名誉を守り、国民の安寧をはかる責任ある政治の実現を期す」等、全6項目より成る。なお設立大会には、会長・副会長・理事長をはじめ、日本会議役員、日本会議国会議員懇談会の会長・島村宜伸衆院議員(自民党)ら国会議員109人も出席。会場には神社関係者や「守る会」「国民会議」関係者、新組織の支援者等が集まった。