年表用語説明

献饌会

昭和17年、茨城県那珂湊市の黒澤忠次を講元とし、地元有志が集まって発足。明治天皇の御遺徳・護国の英霊へ奉謝の誠心を捧げる為、明治神宮と靖国神社に神饌を奉納し、併せて、神徳の御加護の下に勤勉精励、各々家業の向上、増産を目的とした。毎月の月次祭をはじめ、年間を通じて大・中祭に奉供する神饌品一揃を唐櫃に入れて上京し、奉納される。昭和19年、戦局がいよいよ最終段階に入っても、固い信念により、幾多の困難を乗り越えて献饌が続けられた。昭和22年12月、「明治神宮靖国神社献饌講」と改称。