年表用語説明

母子寮家庭慰問

御在世中各種の社会福祉事業に共感され、その育成に生涯をかけてお尽くしになられた昭憲皇太后の御坤徳を偲び、昭憲皇太后50年祭事業として、明治神宮・同崇敬会は、昭和39年4月、215万円の予算を以て、都内母子寮全母子家庭1500世帯に対し、一世帯千円程度の生活必需品を寄贈した。また、御祭神縁故の3つの児童養護施設には、それぞれ放送装置、ピアノ、給食消毒設備、洗濯機を寄贈した。かかる慈善事業は、以後恒例となった。