年表用語説明

昭憲皇太后御追号御改定に関する懇願

明治神宮は、昭和38年12月10日、「昭憲皇太后御追号御改定に関する懇願」を宮内庁に提出した。明治天皇と並ばせられる御祭神が「皇太后」とあっては、将来国民の間に誤解の生ずる恐れもあり、五十年祭を期して、「皇太后」から「皇后」へ御追号御改定を願い出ることとなった。また、明治神宮崇敬会も「御願」を提出。なお、大正9年8月9日にも、明治神宮奉賛会会長徳川家達より宮内・内務両省に同様のことを建議している。