年表用語説明

明治天皇、昭憲皇太后御集編纂委員会

明治天皇の御製は、9万首以上に達しているが、大正公刊の「明治天皇御集」は所載僅かに1687首であった。また昭憲皇太后の御歌も凡そ3万首に及ぶものであったが、御製と同様に大正公刊の御集所載の御歌は、余りに少なかった。ここに、新たに御集・御歌を編纂しようとの機運が高まり、昭和35年9月7日、明治天皇・昭憲皇太后御集編纂委員会が発足した。委員会の顧問並に委員は以下の通りであった。委員長、甘露寺受長。顧問、宇佐美毅、三谷隆信。委員、佐々木信綱、窪田空穂、吉井勇、西原英次。常任委員、鳥野幸次、入江相政、川田順、木俣修、五島茂、五島美代子、四賀光子、武島又次郎、伊達巽、松村英一。幹事、高澤信一郎。書記、米澤美代子、後に和井田惠美子も就任。