年表用語説明

臨時造営部

昭和28年7月の復興奉賛会の結成以来、復興資金の造成も順調に進展を見るに至った。そこで神宮当局は、昭和30年4月、御造営の具体的措置を講ずるべく、宮島淸次郎(日本工業倶楽部理事長)以下28名を造営委員に委嘱して臨時造営部を設置した。なお、大正9年竣功の旧本殿の創建に携わり、近代神社建築を代表する建築家、角南隆が造営部長に就任した。