年表用語説明

鷹司信輔宮司神社本庁統理就任

明治神宮第5代宮司鷹司信輔は、昭和21年3月29日、設立されたばかりの神社本庁の実質上最初の統理に就任。「神道指令」発令後の神社界未曾有の事態に直面する事となった。同年4月5日、全国評議員会の統理就任挨拶にあたり、鷹司は以下の告諭を発した。「神社ガ国ノ管理ヲ離レ、倅カニ宗教ノ取扱ヲ受クルニ至リシコトハ、経営上其ノ他ノ点ニ於テ支障ヲ感ズルモノ尠カラズト雖モ、翻ツテ思ヘバ、我ガ神社ハ茲ニ国家神道ヨリ社会神道ヘ、或ハ民族ノ宗教ヨリ世界人ノ宗教ヘ発展ノ機会ヲ与ヘラレタルモノト云フベク、従ツテ其ノ前途ハ多忙且ツ洋々タルモノアリトモ考ヘラル。否斯カル転機ニ際シ、神社ニ其ノ本質ヲ確保スルト共ニ、旧来ノ陋習ヲ破リ、旧套ヲ脱シ、真ニ新タナル構想ノ下ニ、氏子崇敬者各位ノ強力ナル支持ヲ得テ、其ノ内容外形ヲ整備シ、所謂信教自由ノ原則ニ基キ、普ク人類ノ信仰ヲ贏チ得ルコトニ依リ、其ノ福祉増進ニ貢献スベキモノト信ズ」。