年表用語説明

明治神宮奉賛会

大正4年6月15日に任意団体として出発し、翌年9月16日、財団法人として設立認可された民間団体。総裁に伏見宮貞愛親王殿下(大正4年~大正12年)、殿下の薨去後は閑院宮載仁親王殿下(大正12年~昭和11年)を推戴し、会長には徳川家達が就任した。顧問・理事・常議員には、元老や天皇の側近、財界人、東京市の有志、官僚など錚々たる人物が名を連ねている。常務主任として実質的な事務を担当したのは水上浩躬で、事業推進の実質的な旗振り役は、副会長兼理事長の阪谷芳郎であった。聖徳記念絵画館をはじめとする外苑の造営を担当した。外苑奉献は大正15年、絵画館の完成は昭和11年、同年に解散した。