年表用語説明

御宝庫新築

昭和17年9月、米国軍機の空襲から御祭神の御霊代を防護するべく、不測の事態に備え、本殿北東の地下に御宝庫が新築された。昭和19年11月、敵機来襲を警戒し、鷹司信輔宮司の裁断により御霊代が本殿より御宝庫へと御動座になった。以後、昭和21年5月仮殿竣功に至る迄、御霊代は一時的に宝物殿に遷されたが、基本的に御宝庫に鎮まった。更に、昭和31年の仮殿移築の際にも、一時的に御霊代は御宝庫に遷された。また昭和33年10月の仮殿撤去の際にも、御霊代は御宝庫に遷され、本殿遷座祭遷御の儀に際して、御霊代は御宝庫前の仮祭場から本殿へと遷された。