年表用語説明

明治神宮茶道敬神会

明治神宮における献茶式は、大正11年の表千家不審庵宗左大宗匠の奉仕によって奉献されたのを嚆矢とするが、昭和8年2月、渋谷区在住の浅井照山氏の提唱により、表千家・裏千家をはじめとする各流家元、及び東京茶道会代表宗匠らが集まって茶道敬神会が結成された。同会による第1回献茶式は昭和9年10月11日。以後昭和17年まで、毎年10月11日に行われるようになった。戦時中は一時中断されたが、昭和22年5月1日、第1回崇敬者大祭を機会に再興、25年の鎮座三十年祭では、表千家家元が奉仕した。以来、表千家・裏千家・武者小路千家の各家元より、明治神宮の大祭奉祝行事として毎年奉献されるようになった。