年表用語説明

華道敬神会

神社の祭典に生花を飾ることは、多くの神社で行われている神賑の一つであるが、明治神宮では御鎮座以来9年間、どういうわけかこの行事がなかった。昭和5年、明治神宮鎮座十年祭を機に、華道の家元が発企して華道敬神会が組織され、この年の11月1日、初の生花奉納が行われた。昭和6年より昭憲皇太后祭・明治天皇祭・例祭の3回に生花が奉納されるようになった。昭和20年4月の昭憲皇太后祭より一時中断していたが、昭和21年の明治天皇祭に再発足し、今日に至っている。