年表用語説明

鎮座百年祭

鎮座百年祭は、天皇陛下よりの御幣帛を納めた辛櫃とともに、中島宮司以下神職が内拝殿に参進。宮司一拝、御扉開閉、献饌に続いて神社本庁幣が、その後、天皇陛下よりの御幣帛が神前に奉られた。祝詞では、鎮座百年を迎えた旨を神前に奉告するとともに、辞別にて新型コロナウイルス感染症の速やかな収束が奏上された。次に宮中に伝わる「東游」を奉奏した後、鎮座百年祭を記念して新たに作られた神楽「常久の舞」が奉奏された。この後、中島宮司以下神職が拝礼、石井裕晶皇嗣職宮務官長・鷹司尚武神社本庁統理・小松揮世久神宮大宮司・久邇邦昭元神社本庁統理・加藤勝信内閣官房長官・外山勝志名誉宮司・内田祥哉明治神宮責任役員、今井敬同神宮責任役員が玉串拝礼を行った。当日は、玉串拝礼を行った諸氏のほか、関係者約400人が参列した。本来ならば、1,000人以上が参列するはずであったが、新型コロナウイルス感染拡大を防止する観点から、最小限に止めた。また座席の間隔を空けるため、大前にテント席を設けてモニターを設置し、参列者はモニター画面を通して祭典の様子を拝した。