年表用語説明

山梨県白州町白玉砂利奉納

明治神宮の内院に敷き詰められている白玉砂利は、御造営の当初から山梨県北巨摩郡菅原村(現在の白州町)産出のものを御用品として採納されたものである。この縁故から、昭和2年4月10日、菅原村青年団団長の名取部三郎より花崗岩玉砂利の奉納があった。以来、戦時中の一時期を除き、毎年秋の大祭前の恒例の奉納行事となった。ちなみに、白玉砂利採集地の「濁川」の名称を「神宮川」に改称しようとする運動が町民の願いとなって起こり、昭和47年5月念願かなって「神宮川」と改称された。更に、昭和60年白州町町制30周年にあたり、例年の4倍の白玉砂利(8㎥)が奉納された。