年表用語説明

神社奉祀調査会

大正2年12月20日、勅令第308号によって設置。大正4年5月1日、明治神宮造営局の設置に伴い廃止(勅令第56号)。神宮の祭神名・社名・社格・社号・鎮座地・例祭日・社殿・神宝・装飾・境内地・参道その他の造営、維持経費等の諸項目について審議した機関である。会長は内務大臣(初代会長は原敬、2代目は大隈重信、3代目は大浦兼武)。委員には徳川家達・阪谷芳郎・渋沢栄一のほか、三上参次・萩野由之・伊東忠太ら有識者が就任した。なお本会の調査事務には、専門的知識を要するものが多かったので、調査会委員の中から特別委員が選ばれた。

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