年表用語説明

明治神宮外苑管理署職員制

大正15年10月21日、外苑竣功奉献式に先立ち、「明治神宮外苑管理署職員制」(勅令第326号)が公布され、翌日施行された。これにより、明治神宮外苑管理署が設置され、江見清風権宮司が初代の外苑管理署長事務取扱兼務に就任した。職員は署長のほか、主事1名、技師1名(以上、奏任待遇)、主事補5名、技手4名(以上、判任待遇)であった。外苑を管理する部署が別に設置されたのは、外苑の「管理ニ付テハ一般神社ニ対スルト其ノ事情ヲ異ニシ主トシテ祭祀ヲ掌ル神職ニテハ其ノ建設ノ趣旨ヲ達成シ難キニ依リ別ニ管理上必要ナル職員ヲ置カントス」(国立公文書館所蔵『公文類聚』第五十巻)との理由によるものである。