年表用語説明

明治神宮文化館竣功清祓式

本館は、平成9年が明治天皇践祚130年の佳年にあたることを記念し、建設されたもの。伝統ある精神文化の継承とその発揚を期すべく、主たる宝物殿別館や文化講演・集会等にも活用される直会室、更には参拝者休憩の施設をも備えた。建物は、総ガラス張り、総坪数約1100坪の鶴翼型をした斬新且つ優美な設計となっている。10月22日の竣功清祓式当日には、明治天皇践祚130年記念特別展「明治文化への誘い─おゆかりの品々に見る明治の至宝─」の開会式が行われ、常陸宮殿下が御成になり、親しく御鑑賞あそばされた。なお同記念特別展は、10月23日より1カ月余り開催された(宝物殿別館開館)。関連催事として、11月3日、宮内庁三の丸尚蔵館大熊敏之講演「日本近代美術史のなかの明治天皇」、及び11月16日、京都産業大学所功講演「明治の御大礼にみる日本文化」が行われた。