年表用語説明

外山勝志

昭和7年北海道生まれ。國學院大學文学部宗教学科卒業。昭和31年4月明治神宮に奉職。御復興を間近に控えた明治神宮において、当初、臨時造営部に配属となり、御社殿建築の為の大工の募集や大工の労務管理に従事した。同時期、造営部部長角南隆の助手を務め、御復興遷座祭に向けて、奉祝行事の企画運営も担当。昭和33年10月31日に斎行された本殿遷座祭遷御の儀では、御祭神の御魂をお囲いした絹垣を捧持した。五箇條の御誓文を敬仰する信念に基づき、昭和47年以降、明治神宮崇敬会理事、日本を守る会総務局長、世界連邦日本宗教委員会常任理事、崇敬会事務局長、元号法制化実現国民会議運営委員、日本宗教代表者会議運営委員、日本を守る国民会議運営委員、明治記念館館長等を歴任。平成6年3月、第10代宮司に就任。神楽殿や社務所新築等の施設整備をはじめ、法人組織の拡充に多大なる功績を残した。役員定年制を導入し、平成19年7月31日退任し、明治神宮より名誉宮司の称号を贈られた。