年表用語説明

高松宮宣仁親王殿下

大正天皇の第三皇子として明治38年1月3日の御誕生。天皇陛下(昭和天皇)の弟宮にあたり、皇位継承権5番目。明治神宮に対する御崇敬は殊のほか篤く、大正9年12月22日を嚆矢として、昭和60年6月1日に至る迄、実に45度の御参拝を数えた。戦災によって御社殿を喪失した明治神宮に復興奉賛会が創立されるや、昭和31年に奉賛会名誉総裁に御就任あそばされ、昭和33年秋、御社殿等の復興事業を完遂された。また、崇敬会の支部対抗野球大会には、昭和37年の第1回大会以来、開会式に御臨席を賜り、御言葉と高松宮賜杯を賜る光栄に浴した。更に昭和43年の明治維新百年記念式典をはじめ数々の記念式典等に御臨席を賜り、特に昭和49年3月7日の評議員会にて崇敬会総裁に御推戴申し上げて以来、崇敬会の評議員会、役員功労者表彰式には必ず御臨席の栄を賜り、優渥なる御言葉を賜わる等、格別の思召しを戴き崇敬会の発展に大きな足跡を残された。