年表用語説明

代々木

明治神宮の社報。祭典・参拝・社務の状況についての報告、折々に参詣者や勤労奉仕者の美談を記して、「敬神の念」を養うことを目的として発行された。同誌は大正13年9月に第2号、同14年3月に第3号が発行され、同15年2月に明治神宮献詠会の発足に伴い特別号を、昭和2年1月にも特別号が発行されたが、以後は『明治神宮献詠集』と改題された。戦後、昭和30年に社報『代々木』が復刊され、同35年4月、明治神宮崇敬会報を併せた月刊誌『代々木』を刊行。明治神宮の出来事だけでなく、「明治事始―文明開化篇・学術制度篇」といった連載を通じて、広く明治時代の思想・文化・制度等を詳らかにするものとなった。平成7年より月刊誌から季刊誌となり、現在に至っている。