年表用語説明

大太鼓

明治神宮鎮座六十年の記念にふさわしい奉納を致したいという崇敬会の意向と、御社殿にふさわしい大太鼓があったらという神宮側の希望とが一致して、昭和55年10月27日の奉納に至った。大きさは皮の面の直径が五尺もあり胴の長さは六尺二寸という巨大なもの。用材は一本木のくり抜きだけに国産がなく、南アフリカ産を用いた。現在も祭典をはじめ、新年初太鼓や毎日の開閉門の報鼓として重宝されている。