年表用語説明

『大日本帝国憲法制定史』

昭和55年の鎮座六十年祭を契機として、第1回「大日本帝国憲法制定史調査会」開催(昭和52年7月19日)。委員に大石義雄(京都大学教授)、飯沼一省(元神祇院副総裁)、安岡正篤(日本師友協会会長)、葦津珍彦(戦後神社界に於ける理論的指導者)の四氏を委嘱。本書『大日本帝国憲法制定史』は、大日本帝国憲法が明治維新の歴史の総括として制定されたアジアで初めての近代憲法であり、外国法を参考にしつつも、基本的に日本古来の国体に基づくものであったという点を中心に、明治二十二年の憲法発布迄が著された(昭和55年3月13日、サンケイ新聞社刊行)。