年表用語説明

初鮎奉納(長良青年団)

岐阜県長良川産の鮎は、明治天皇御在世中、殊の外御嗜好を蒙っていた。大正10年5月12日、岐阜県稲葉郡奉仕青年団員が長良川の初鮎1箱25尾を奉納。この奉納は、岐阜県稲葉郡の人々の熱心な希望により実現したもので、明治神宮では直ちにその日の大御饌に供えた。以後恒例となり、戦時中一時中断したものの、今日に至るまで続いている。なお当時、捕獲された初鮎は氷づけにされ、長良青年団によって、翌朝神宮に到着。直ちに奉納奉告式を執行していた。