年表用語説明

明治神宮会館

昭和44年2月26日の崇敬会評議員会に於いて提案された「明治神宮会館」は、明治神宮鎮座五十年祭記念事業の一環として計画された。崇敬会が中心となって会館建設委員会が設置され、以来三カ年計画を以て支部組織を通じ崇敬者を中心として奉賛活動を展開。昭和46年6月19日に斎行された地鎮祭を経て、昭和47年6月3日に竣功、清祓の慶事を迎えた。式典参列者の各氏ともに、「現下の荒廃する社会にあって、神宮会館が国民精神作興、青少年の健全育成など社会教化センターとしての役割を大いに期待したい」と述べた如く、御祭神の大御心更には明治時代の精神を、宣揚・教化する場(会館)としての役割を担うものであった。